2009年12月26日 21:27
邦題「タイタンズを忘れない」
自分の好きな映画の一つである。
黒人差別撤廃運動全盛期のアメリカを舞台に、
若者たちが人種を超えて分かり合っていく実話を基にした映画。
TUTAYAの100円レンタルの棚にあったので、先日久しぶりに見直してみた。
映画を見ていて、高校時代アメリカでホームステイをした頃の経験を思い出した。
ホームステイ先は、保守的とされているテキサスの農場経営者を主人に持つ6人家族のおうち。
初日に家族全員への挨拶がすむと、「子供たちで仲良くね」と、
両親は僕の面倒を息子のスティーブに任せてどこかに行ってしまった。
大柄で、金髪、短い髪をワックスでビシッと立てている息子のスティーブ。
彼の第一印象はBack to the Futureに登場するガキ大将、ビフそのものであった。
何でこんな奴の世話をしなきゃいけないんだよ、
というようなオーラを全身から放っているスティーブ(あくまで自分の印象だが)は、
僕を自分の部屋に連れて行くと、プレイステーションの電源を入れ、
そそくさと車に乗ってどこかに行ってしまった。
最終的には、僕とスティーブはとても仲良しになることが出来たのだが(本当に)
日本人へのステレオタイプを人生で初めて意識した瞬間であった。
性格、年齢、性別、趣味趣向によって人へのステレオタイプは色々あると思うが、
分かり合える人は分かり合えるし、分からない人は絶対に分からない。
大事なのは分かろういう努力と、分からないなりにも自分の中で折り合いをつけて
相手の考えを尊重すること。
そんなことを思い出させてくれる映画でした。